日野江城跡
戦国時代のキリシタン大名であった有馬晴信の居城跡です。
※有馬晴信を詳しく知りたい方はコチラ(wikipedia)
晴信は、日本で初めてヨーロッパの中等教育機関『有馬セミナリヨ』を設置しました。 ※セミナリヨ→キリスト教の学校。現在でいう中学校にあたる。
ローマに派遣された天正遣欧少年使節団も、この学校から選ばれました。
宣教師ルイス・フロイスは、城の様子を「この建物の美しくみやびやかなたたずまいを一同は気に入った。大小の部屋はすべて黄金の品や典雅で華麗な絵画で飾られていた。この屋敷は最近、有馬晴信の手で建てられ、見事な出来栄えとなった城郭の中にある。その城郭を見たポルトガル人たちは、日本にこれほど壮麗な建造物があるなど考えてもみなかった。」と書き記しています。
城跡からは、貿易の足跡を確認できる陶磁器や、豊臣秀吉との関係を語る金箔瓦が出土しています。
(なお、写真で紹介している階段遺構は現在は保存の為埋め戻されております。)
城跡を詳しく知りたい方は、観光ガイドのご案内も受け付けております。
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所在地 |
南島原市北有馬町戊2444 |
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駐車場 |
本丸登り口側と大手門側に駐車可 ※本丸登り口側は小型バスは可、大型バス侵入不可 ※大手門側は大型バス駐車可 |
最寄りのバス停 |
島鉄バス(有家~小浜~諫早駅) 「南道」もしくは「橋口」バス停 ※県道30号線沿い 島鉄バス(加津佐海水浴場前~島原駅前) 「日野江城入口」バス停 ※国道251号線沿い |
戦国時代のキリシタン大名であった、有馬晴信の居城跡です。